【かっこいいフルートアドリブ 入門】考え方入門 ジャズや吹奏楽

アドリブを吹く

かっこいいアドリブ、憧れませんか?

ジャズなどでやられるアドリブはとてもかっこいいですね。

吹奏楽で、アドリブと書いてあるのに楽譜に書いてある見本譜を吹いていませんか?

アドリブを吹けるように考え方をマスターしましょう。

アドリブ演奏

フル屋です。

伴奏が何か音を鳴らし始めたらアドリブで適当に入ってくる。

ジャズやポップスでは日常茶飯事。

クラシックや吹奏楽でも、できる人はさらっとできたりします。

どうやってやるんですか?

天性の本能で吹ける人はそんなにいませんよね。

フル屋と同じように、耳で音を当てることもできず、

調性って耳で判定?それどころかコードを見ても音が分からない、

そもそもコードってなんですか?

みたいな人でも練習すればできるようになります。

まずはやってみよう TDTカデンツ

まずは体験しましょう。説明の言葉がわからなければ無視して、音を吹いてみてください。

強拍でコードの和音のどれかの音を吹いて、間はアルペッジョかスケールを吹けばよいです。

まずは理論よりもやってみましょう。何度もやっていれば、アドリブをできるようになります。

まずはロングトーンでアドリブに挑戦

ドミナントモーションと言われるV→Iのコード進行を覚えましょう。

まずはロングトーンだけをして感じをつかみます。

ロングトーンだけやっていても十分にアドリブになります。

>>> 151のロングトーンのアドリブに挑戦 

アルペッジョ、スケールを入れてアドリブ

そして、慣れたら、アルペッジョやスケールを適当に入れていきましょう。

初めからかっこよくしようとせずに徐々に入れていけばよいです。

>>> 151でアルペッジョ、スケールのアドリブ

フル屋は最初これだけで一時間くらいやってました。

楽しいです。

ロングトーン、アルペッジョだけ、スケールだけ、リズムを崩したり、

だんだんミックスして行ってください。

作曲という行為に近いです。なんだか偉くなったような気がしませんか?

必要な音楽理論

もっとアドリブやりたい人は、いったん飛ばしてください。

考え方としては

  • コードの和音の強拍ではコードを構成する音を奏でる
  • メジャースケールの音でつなげる

なんです。

この言葉を理解できるようになるには、

音名、音程(度)、メジャースケール、3和音、ダイアトニックコード

の知識が必要ですね。

もっと詳しく音楽理論について学ぶには以下を参照ください。

>>> 【フルートに必要な楽典や音楽理論】ジャズやアドリブで

TSDTカデンツ

D→Tの次に重要なカデンツS→D→Tのコード進行で同じことをやってみましょう。

1451進行

S→D→Tのもっとも基本的なコード進行で同じことをやってみましょう。

最初はロングトーン、だんだんとアルペッジョ、スケールを足していきます。

リズムも自由にゆらしてください。

>>> TSDTその1 1451

1625進行

同じS→D→T進行ですが、ツーファイブと言われるII→Vを含んでいる1625です。

このコード進行も頻繁に顔を出します。今度はこのコード進行で遊びます。

やり方は同じです。

最初はロングトーン、だんだんとアルペッジョ、スケールを足していき、リズムを揺らしましょう。

>>> TSDTその2 1625

だんだんとできるようになってきたことでしょう。

このようにコード進行を楽譜に書いて伴奏をやりながらずっとやると

想像力、創造力、瞬発力が高まっていきます。

何より楽しいでしょう?

ジャズのコード進行の一例

上記の練習をたくさんやった後は場数に慣れていきましょう。

ジャズの有名なコード進行はたくさんあります。枯葉進行と呼ばれる有名なものに挑戦しましょう。

>>> 【フルートアドリブ】ジャズの定番枯葉進行に本格的に挑戦

アドリブのための基礎練習

枯葉進行にそって、アルペッジョ、スケールを基礎練習します。

アルペッジョやスケールをコード名と括り付けて覚えておくと便利です。

とくにツーファイブのような形で練習するのは価値があります。

>>> 【フルートアドリブの楽譜をMuseScoreで書く】必要最低限の知識

クリアファイルを見ながらスケール練習というのもいいですよ。

>>> 【クリアファイル】ペンタトニックスケール、ブルースケールでアドリブ練習

コードの覚え方、練習方法

コード名の理論を理解したらまずは覚えないといけません。曲の中で分かる、使えるとなるには、それなりの修練がいります。

>>> 【フルート吹きのための和音(コード)の覚え方】3つの方法

吹奏楽のアドリブの作成方法

吹奏楽のアドリブはコードネームと見本譜が書いてあることが多いですね。

見本譜をそのまま吹くのはもったいないです。

アドリブをやって楽しみましょう。

>>> 【吹奏楽のアドリブ】練習法と考え方

アドリブ練習のための楽譜作成

アドリブをやるためだけに最低限必要な楽譜作成の知識をまとめました。

>>> アドリブの楽譜をMuseScoreで書く】必要最低限の知識

アドリブをやるために学習する本

アドリブが上手くなるためには、アドリブの練習を行うことが必要です。

さらに、音楽理論の知識が少しあるとなおよいと思います。

そのための楽譜、書籍を紹介します。

>>> 【フルートアドリブ】教則本の紹介

音楽理論に関しては以下をどうぞ

>>> 【音楽理論の本、音楽理論のサイト】フルートでアドリブを吹くために

ジャズをやるためにこういう練習をやっています。

>>> クラシックフルートの人がジャズの練習をする方法論 トランスクライブ、フレーズ訓練

まとめ

アドリブの考え方、やり方をまとめました。

コメント

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました