【フルートアドリブ】ジャズの定番枯葉進行に本格的に挑戦

アドリブを吹く

アドリブの基本を学んだ後は、実践的な練習をしていきましょう。

枯葉進行のコードでアドリブをやっていきましょう。

このページだけでも理解できるように書いてありますが、151や1451からやると理解が早いと思います。

>>>【かっこいいフルートアドリブ 入門】考え方入門 ジャズや吹奏楽 

枯葉進行でアドリブ

フル屋です。

ジャズには、多くの有名なコード進行があります

その中でも特に有名な枯葉進行を紹介していきます。

「枯葉」は本来はシャンソンの曲だそうですが、ジャズの定番曲になっています。

理論的に分析してみる

どういうコード進行かをちょっとだけ説明します。

まずは楽譜をどうぞ。

2回同じことを繰り返していますので、枯葉のコード進行は以下のようなものを指します。

Dm G7 CM7 FM7 Bm7(b5) E7 Am A7

特徴 ずっと強進行で循環します

枯葉進行はAm A7のところ以外は、4度上(5度下)のコードです。

4度上(5度下)のコードに進むことを強進行と言ったりしますが、

枯葉進行は、まさにずっと強進行です。

最後のA7が最初のDm7に対するドミナントモーションになりますので

循環することができます。

A7はいわゆるセカンダリードミナントです。

前半部分はメジャー、後半部分はマイナー

前半部分Dm G7 CM7は、CメジャーのII→V→Iでツーファイブと呼ばれるやつです。

CM7 FM7もCメジャーでI→IVです。不自然なところはありません。

後半部分FM7 Bm7(b5) E7 Amは、AマイナーのV|→II→V→Iです。

6251です。新たなツーファイブといっていいでしょう。

そしてAmからA7にクレシェっぽいことをやって、最初のDmに戻ります。

CメジャーとAマイナーがこの短い間に代わる代わる出てきます。

キーはCメジャーともAマイナーとも言い難いので「CメジャーAマイナー」と言ったりします。

理論の詳しいところは以下から辿ってください。

>>> 【フルートに必要な楽典や音楽理論】ジャズやアドリブで使いましょう

アドリブ練習

まずはロングトーンをやってみます。和音の構成音のどれかをロングトーンします。

いろいろな組み合わせの音をロングトーンして、和音進行がどんな感じか覚えてください。

どうですか?楽しいでしょう?

次はアルペッジョです。以下は単純に順番に吹いているだけですが

上から下がる音型などいろいろな転回を試してください。

スケールも加えていろいろ混ぜてみましょう。

1拍目付近で和音を構成する音を吹いていればOKです。

いかがですか?楽しいでしょう?

なんだか分からなくなったときはロングトーンの練習に戻ったりしてください。

まとめ

枯葉進行でアドリブをやってみました。

楽しめましたか?

以下では簡単なアドリブから紹介しています。

>>>【かっこいいフルートアドリブ 入門】考え方入門 ジャズや吹奏楽 

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