仕事が忙しくて定期的なレッスンはできない(やめた)、でもフルートをやりたい。こういう人のための、独学でフルートをやっている人のための本を紹介します。
別に独学でなくてもためになる本や動画たちです。レッスンに行きながらでも読んでみてためになるものばかりです。
レッスンが近道ですよね..
上手になるにはレッスンが近道であることに変わりありません。
週1や月1でプロに見てもらうことが無駄になることなど、ありません。それに見合うコストパフォーマンスが得られるとは限りませんが、定期的にレッスンに行くとすれば、独学でやるよりも上手になるのは自明です。それだけ、お金と時間をかけるわけですから。
でも、お金がない、時間がない、は社会人には常につきまとうものですから、独学でどうやるかを考えておくのもよいかと思います。
レッスンにちゃんと行っている人も読んでみるとよいかもしれません。
横道にそれますが「時々レッスン」という道もあるということは覚えておきましょう。
全体的な読み物として
フルート独学の座右に置きたいのは、トレバーワイの教本です。
6巻構成で第1巻:音 第2巻:テクニック 第3巻:アーティキュレーション 第4巻:音程とヴィブラ―ト 第5巻:呼吸法と音階練習 第6巻:高度な練習課題となっております。
様々な示唆に富んでいて、初級者から上級者までいつ読んでもためになります。
日常的な練習として
トレバーワイを6巻買ったら他はいらないような気がしますが、飽きたら以下のような教本も検討してみましょう。
モイーズの本
モイーズの教本はどれも素晴らしいと思います。「24」や「ソノリテ」はもちろんのこと、他のもやればやるほど味が出てきます。
>>> 【珠玉のフルート教則本】 モイーズ 24の旋律的小練習曲
タファネル&ゴーベール
スケールやアルペッジョの練習に欠かせないのが、タファネル&ゴーベールです。
>>> 【タファネル&ゴーベール】フルート基礎練習の定番 レビュー
日々の練習のウォーミングアップとして持っておくとよいです。どんどん暗譜しましょう。スケールもアルペッジョも暗譜すると上手になった気になります。
>>> フルート暗譜の方法 タファネル&ゴーベール4番、モイーズ24 アドリブへの第一歩
練習曲で音楽を学びたい
ケーラーの練習曲は音楽とはどういうものかを深く、深く教えてくれます。素晴らしい曲集です。本来、レッスンで先生に習うのがよいですが、植村先生の本を読み込んで吹くと素晴らしい効果があります。
>>> 有名なフルート教本「ケーラー」の植村泰一による分析・解釈・練習法
教えてくれるYouTube動画
現代においては、プロの方が多くの動画を作ってくださっているのでそれらを参照するのはとても価値が高いです。
最もコンテンツ数が多く、内容が充実しているのは立花さんです。演奏動画やフルートのためのQ&Aなど様々な企画がありますので覗いてみて下さい。
Emily Beynonのページは更新頻度があまり多くありませんが、姿勢、楽器の持ち方などとても基本的なことが参考になります。
まとめ
フルート独学にお薦めの本や動画を紹介しました。
幸福に満ちたフルートライフを過ごしましょう。
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