17のメカニズム日課大練習 タファネル&ゴーベール著 音楽之友社 酒井秀明解説
(通称タファゴベ)を買いました。
フル屋はタファゴベを買うのは3冊目です。日課練習でぼろぼろになるためです。
1冊目はLeducのオリジナル、2冊目はSinfoniaの「完全なフルート奏法の一部」として、
3冊目がこの音楽之友社のものです。3冊を比較しながらレビューしていきます。
音楽之友社のタファゴベは、以下のような工夫があります。
- 1課題で譜めくりは0回または1回
- 本の丈夫さ
- 安価
タファゴベ
フル屋です。
楽器、スポーツ、どのようなものであれ、上手になるには基礎練習はかかせません。
フルートで基礎練習と言えば、モイーズのソノリテについてとタファゴベです。
モイーズのソノリテについては以下をご覧ください。
タファゴベの練習方法については以下をご覧ください。
>>> 【フルート 指の練習】日々の指の練習 タファネル&ゴーベール どの版を買うか どれを毎日やるか
フル屋はタファゴベを買うのは3冊目です。
1冊目はオリジナルのLeducから出ている版、2冊目はSinfoniaの「完全なフルート奏法」の一部として買いました。
譜めくりの回数
ひとつの課題で譜めくりを何度もやるのは苦痛です。
ルデックの1番はオクターブのリピートで戻ったります。苦痛です。
しかし、音楽之友社で譜めくりをやらないといけないのは4番と11番のみです。
さらに、4番の譜めくり回数は、ルデックが3回、シンフォニアが2回ですが、音楽之友社は1回です。
音楽之友社の工夫は、楽譜を小さくしているわけではなく、袋とじみたいにして、3ページの見開きにしていることです。
さらに、調の変わり目が楽譜をめくるところにあります。
Leducもシンフォニアも譜めくりが調の途中にあるのがとても嫌でした。
見開きにして「見やすさ」と「譜めくり回数削減」が両立されています。
音楽之友社のものは工夫が随所にあって、細やかな気遣いがあります。
本の丈夫さ
Leducのオリジナルの版もSinfoniaの版もぼろぼろです。
特にLeducのオリジナル、表紙はすでにありません。タファネル先生とゴーベール先生の写真はいつなくなるか分かりません。
音楽之友社の装丁は、薄いけれどもしっかりとした紙を使っています。
持ち運びしやすくボロボロになりにくそうです。
安価
LeducのもSinfoniaのも2022年の段階で、5000円くらいです。
しかし、音楽之友社のは1500円くらいです。
ボロボロになったらまた買えばいいんじゃないかと思います。
Leducの5000円はもう一度買うのを躊躇いますが、1500円であればまた買ってもいいんじゃないでしょうか?
独自の工夫が満載されていてこのお値段、利益をほとんどとってないです。
さすがに3冊目はどうしようかなぁ、と逡巡しましたが、1500円ならいいや、と思い購入しました。
まとめ
17のメカニズム日課大練習 タファネル&ゴーベール著 音楽之友社 酒井秀明解説
をレビューしました。いいところは以下です。
- 1課題で譜めくりは0回または1回
- 本の丈夫さ
- 安価
他の教則本については以下でどうぞ。
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