「フルートと言えばこの曲」と言われて納得できる曲を集めてみました。
バロックの曲や現代の曲など、フルートの名曲はたくさんあります。10曲を厳選しました。
フルートの名曲
フルートの名曲は星の数ほどあって、どの曲も素晴らしいです。
このような名曲たちを演奏できるようになりたいと思いませんか?
本記事では、フルートの名曲の中からわずか10曲を選びました。
フルート曲を聴いたことのない人はこの辺りから聴き始めてください。
小品から
アルルの女 メヌエット
簡単に吹けそうですが、冒頭高音Gに上がっていくのにディミニエンドという実は難度が高い曲です。
こちらに詳しく説明しています。
>>> アルルの女よりメヌエット フルート随一の名曲 歴史と背景
精霊の踊り
名曲31選
小品集はたくさん出版されていますが、31選が古くからの定番曲集です。
バロックからバッハ
バロック時代のフルート曲、特にバッハの曲は名曲がたくさんあります。
中でも無伴奏パルティータを紹介します。
他の無伴奏については
バッハについては
バロックの他の曲については
ロマン派の時代から
ハンガリー田園幻想曲
31選の最後にあるハンガリー田園幻想曲、フルートを始めたころ多くの人が吹いてみたいと思う曲です。東洋的なメロディーが日本人の感性に訴えかけます。
カルメン幻想曲
ビゼー作曲のカルメン。ストーリーは意味不明(と私は常々思っています)ですが、音楽は最高です。
カルメンを題材に派生した幻想曲はいくつかあります。サラサーテ、ワックスマンのカルメンも有名ですが、本曲はボルヌが書いたフルートのための幻想曲です。
現代フランスの名曲
20世紀になるとフルートの中心はフランスになりました。
多くのフランスの作曲家が名曲を作りました。この辺りの曲が吹けることを目標にしている人たちも多くいますね。
フォーレのファンタジー
1898年のこの曲からフランス現代フルート曲の洪水は始まります。音楽は素晴らしく21世紀の今でも大人気です。
プーランクのソナタ
フルートソナタの最高傑作のひとつとされます。
イベールの協奏曲
フルート曲のラスボス、イベールのコンチェルトは、最難曲にして最高の名曲です。
パリ音楽院の卒業試験
現代フランスのフルート曲は、パリ音楽院の卒業試験のために書かれた名曲が多数です。フランスの曲が気に入られたら、もっと詳しく書いています。
>>> パリ音楽院フルートコンクールの曲からフレンチコンポーザ
タンゴの歴史
タンゴの歴史、ギターとフルートの編成でお洒落です。
それぞれの楽章は年代と場所が題名となっていて、ストーリー仕立てです。
最初は売春宿での即興演奏だったものが、カフェやナイトクラブで演奏されるようになり、最後はコンサートホールで聴かれるようになりました。
- I. 売春宿 1900 – Bordel 1900
- II. カフェ 1930 – Café 1930
- III. ナイトクラブ 1960 Nightclub 1960
- IV. 現代のコンサート – Concert d’aujourd’hui
Earth
現代日本が誇るフルーティスト高木綾子さんに捧げられた村松崇継さんの「Earth」。一人のフルート奏者が世界中を旅しているイメージだそうです。
作曲者の村松さん自身のブログはこちらです。
まとめ
フルートの名曲を10曲だけ紹介しました。
その他にもいい曲がたくさんあります。
曲集の紹介はこちらです。
フルートの曲紹介はこちらです。
フルートの魅力は以下からお願いします。
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