【プーランクのフルートソナタ】20世紀の傑作

曲を知る

プーランクの代表作の一つであり、20世紀のフルートソナタの最高傑作と呼ばれるプーランクのフルートソナタについて紹介します。

プーランクのフルートソナタ 20世紀の傑作

フル屋です。

20世紀フランスの作曲家の中でも人気のプーランクの代表作のひとつと言われ、

20世紀に作られたフルートソナタの中でも最高傑作のに挙げられる

プーランクのフルートソナタ

を紹介します。

プーランク 20世紀フランスの天才

プーランクはピアニストかつ作曲家です。

ピアノをリカルド・ビニェスに師事し、ビニェスはプーランクにとって精神的支柱となります。ビニェスはプーランクの作曲を激励し、プーランクが作曲した3つのピアノ作品の初演もビニェスが務めました。

作曲はサティを中心として、オーリック、デュレ、オネゲルなどと親交があったようです。

フランス6人組(オーリック、デュレ、オネゲル、ミヨー、タイユフェール、プーランク)の一人として活躍します。

プーランクは様々な傑作を残していますので、詳しくはプーランクの楽曲一覧で見てください。

ピアノ協奏曲、ピアノ曲、室内楽曲、歌曲、オペラなど、数えきれないほどの名曲があります。

メンバーが揃えばやってみたい6重奏曲だけ挙げておきます。

プーランクのソナタ

プーランクのソナタの紹介に行きましょう。

プーランクは晩年、フルート、クラリネット、オーボエのソナタを発表します。いずれのソナタも各楽器のレパートリーとなっています。

ランパルの助言を受けるなどして完成したフルートソナタは、1957年ストラスブール音楽祭において、ランパルのフルート、プーランク自身のピアノで初演されました。(最高!)

以来、ランパル、プーランク自身も多く演奏し、他の演奏家によっても多く演奏されていくことになりました。

全3楽章構成で、全体で13分ほどです。

第1楽章

最初の弱起が高音のEで始まる印象に残るテーマです。

蛇足:1楽章の最初のE、2楽章の低音Cのフォルテのロングトーン、ランパルはフルートにとって難しい音について何も妨げなかったんですね(泣)

第2楽章

大変美しい2楽章です。心に訴えかけてくる哀しみを味わってください。

第3楽章

明るく軽快で楽しく聴くことができる3楽章です。

まとめ

20世紀最高のフルートソナタと名高いプーランクのフルートソナタを紹介しました。

プーランク以外にも多くの名曲があります。

>>> 【フルートの曲を知る】 いろいろな側面から紹介

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