【フルートと言えばバッハ】バッハの曲を紹介

曲を知る

フルートと言えばバッハ、というのは言い過ぎでしょうか。

フルートの多くの曲がバッハを中心としたバロック時代に書かれています。

現代でも頻繁に演奏されるバッハの名曲を紹介します。

フルートと言えばバッハ

フル屋です。

フルートの曲と言えばバッハです。言い過ぎでしょうか?

バッハばかり吹いているフル屋がバッハの曲を紹介します。

ソナタ集

バッハがフルートのために書いたとされるソナタは、

BWVでいうと1020, 1030, 1031, 1032, 1033, 1034, 1035の7曲です。

1020はバイオリンソナタでもあり、いくつかはC.P.E.Bach作曲では?などと言われています。

様々な版がありどれがいいか分かりません。

レッスンでやる場合はどの楽譜を買えばよいかを先生に相談してください。

無伴奏

バッハは無伴奏フルートのための名曲も書いています。

フルート1本で奏でる世界を堪能してください。

チェロ曲から

バッハのチェロ曲をフルートで吹くことがよくあります。

チェロの組曲(BWV1007-1012)が素晴らしく美しいので、フルートでも吹きたい、と思う人が多いのです。

次の曲はチェロ曲としてはBWV1027、フルート曲としてはBWV1039です。フルート2本とピアノで演奏します。

BWV1028, 1029もフルート2本+ピアノのトリオで演奏することがよくありますが、2022年現在、楽譜は売っていないようです。

音楽の捧げもの

バッハが息子のC.P.E.バッハを訪ねたとき、フリードリッヒ大王からテーマを示されて即興で弾いてみろ、と言われました。(フリードリッヒ大王はC.P.E.バッハの主人)

当時バッハの音楽は時代遅れと思われておりフリードリッヒ大王は嫌がらせのつもりだったのでは?と言われています。

しかし、バッハは即興で素晴らしい曲を弾いてみせました。

バッハは、後にこのテーマを元にした難曲をフリードリッヒ大王に捧げました。

フリードリッヒ大王はフルートの名手だったそうですが、当時のフルートでこの難曲を吹けたのか分かりません。

ということで「音楽の嫌がらせ」と呼ぶ人もいます。(フル屋周辺だけかもです)

音楽史に残る名曲です。フリードリッヒのテーマを味わいながら吹いてみてください。

その他

その他、フルート曲でないけど、というのは探すのが難しいですが、少し紹介します。

管弦楽組曲

フルート名曲31選に「ポロネーズ」「バディネリ」が入っています。

G線上のアリア

バイオリンで吹くことが多いG線上のアリア、息が続きません。

主よ人の望みの歓びよ

カンタータの有名作品です。

ドッペルコンチェルト

2本のバイオリンの協奏曲です。こんな素晴らしい曲をバイオリンだけに弾かせておくのはもったいないです。

フルートでも吹きましょう。

フルート譜も出版されているんですが、現在は手に入りません。

適当にオクターブを上げれば吹けます。オケにいたころにバイオリンの人とやったことがあります。

ブランデンブルク協奏曲

ブランデンブルクの4番(BWV1049)、5番(BWV1050)もフルート曲と言っていいでしょう。

フルート+ピアノのような楽譜は2022/4時点では売ってないです。

まとめ

バッハのフルートで吹ける曲を紹介しました。

バッハの世界を堪能してください。

バッハ以外のフルートの名曲については以下でお願いします。

>>> 【フルートの曲を知る】 いろいろな側面から紹介

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