楽典や音楽理論を学ぶにあたって、学びにくい、覚えにくい、と思うことです。
言わば小言を連ねます。そういうのが嫌な方はお戻りください。
>>> 大人のフルート演奏
数学や工学では、常に用語に気を使い、より理解しやすいように用語を変えていきます。
しかし、音楽理論にはその努力さえみられません。
特に、理系出身の人には学ぶのがつらいのが音楽理論です。
音楽理論のおかしさ
フル屋です。
音楽理論は用語の名前の付け方のいくつかは間違っています。
広まってしまっているので修正することは難しいのでしょうけど、
「ここはおかしいけど広まっているからしようがないね」
というのを言って欲しいものです。
あるいは改善する試みが全くないのはどうしてでしょうね。
音の名前
イタリア語、ドイツ語、英語がいり乱れます。
イタリアに行けばすべてイタリア語、ドイツに行けば全てドイツ語、、、
というのが正しい姿です。
せめて一つの言語にしてくれ、というのが初学者の叫びです。
フル屋はこれだけのために2本も記事を書きました。
>>> 【音名、階名の不思議】 混ぜるな危険 イタリア語、ドイツ語、英語 いつどの言語を使うのか
>>> 【音名について】フルートを吹くための知識
音程(度)が1度から始まる
混乱の元です。
現代の義務教育で数学を学んだ人間は同じ音を1度と表すのは違和感しかありません。
0から始めてほしい、と強く思います。
度を直すのが無理なら、0間、1間、、、のように違う単位にするとかやって欲しいです。
>>> 【音程(度数)について】フルートを吹くための知識 完全、長短、増減、ややこしい
恣意的なコードネームの付け方
長3和音、短3和音というのは3度の音との関係から名前がついています。
しかし、増3和音、減3和音は5度の音との関係から名前がついています。
慣れるまでが大変です。
「長、完」「短、完」みたいな呼び方でよくないですか?
セブンスも「長、完、短」みたいにすれば、名前がそのまま音の並びになるので、いいと思うんですがね。。
>>> 【3和音とそのコードネーム】フルートを吹くための知識
>>> 【4和音(セブンス)とそのコードネーム】フルートを吹くための知識
スケール名称
イオニアン、ドリアン、フリジアン、、、、
こういう名前を付けているから誰も覚えようともしません。
会話が成立する人はあまりいません。
「1スケール」「2スケール」、、、みたいなのではダメですか?
まとめ
音楽理論に対する小言でした。
音楽理論のまとめは以下です。
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