フルートのオプションはいろいろあります。
フルートを買ううえで考慮した方がよいことをまとめます。
- リング/カバード
- オフセット/インライン
- Eメカニズム
- C足部管/H足部管
オプションについて
フル屋です。
フルートの初心者モデルはオプションの選択の余地はなく
カバード、オフセット、Eメカ付き、C足部管
です。
しかし、2本目以降ハンドメイドにするならオプションをどうするか悩みどころです。
ちなみにフル屋のフルートは
リング、インライン、Eメカなし、C足部管
というミニマリスト仕様です。
いま買うなら、
リング、オフセット、Eメカあり、H足部管
にしたいなと思います。
ハンドメイドフルートを買うときの参考にしてみてください。
リング/カバード
リングキーについてリングキーを選ぶ3つの理由で解説しました。
お好みでどちらを選んでもよいと思います。
オフセット/インライン
左手薬指部分が前に出ているのがオフセット、まっすぐなのがインラインです。
オフセットの方が運指は楽です。
機構が少し複雑になるため、楽器が若干重くなります。
私がフルートを買った2000年頃はリングはインラインが通常でオフセットはほぼありませんでした。
現在はそんなことないので、リングでもカバードでもオフセットを選んで問題ないと思います。
インラインで慣れていてオフセットだと気持ち悪い人はインラインで。
Eメカニズム
高音Eが出やすくなるオプションです。
イーメカニズム、イーメカと呼びます。
まれにドイツ語ぽく「エーメカ」と呼ぶ人もいます。
ドイツ語なら「エーメシャ」では?とか思っても言ってはいけません。
追加料金がかかりますが、Eメカは付けた方がよいと思います。
C足部管/H足部管
最低音がCかHかによって足部管の長さが違います。
H足部管にするとHが出るだけではありません。
楽器の重量が増すのと、吹奏感の重量感増しも大きいです。
最低音Hなんて使わないという人も重量感のためにH足部管にします。
逆に軽い音を好む場合はあえてC足部管ですね。
どちらを好むかによって選択してください。

その他のオプション
その他、いろいろなオプションがあります。
メーカによってできたりできなかったりなので、
ハンドメイドを作るとき付けたいオプションがある人はお店の人と相談してみてください。
- C#トリル 中音、高音C, C#のトリルのため
- G/Aトリル 高音G/Aのトリルのため
- D#ローラー 低音の右手小指がスムーズに動くため
- 彫刻 見た目がよくなります
- F#メカニズム 高音F#のため
まとめ
フルートのオプションについて説明しました。
ハンドメイドフルートを買うときはご参考にしてください。
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