フルートの2本目以降は多くの人がリングキーを選びます。
理由は、
- かっこいい
- 指に振動が伝わる
- リングでしか使えない替え指
です。
なんでみんなリングキー？
フル屋です。
フルートにはカバードキーとリングキーがあります。
- カバードキー: 全てのキーが塞がっているもの
- リングキー: 指を抑えるキーだけ穴があいているもの
になります。
さて、初心者が初めに買うフルートはカバードキーです。
これは、リングキーだと穴を抑えきれないかもしれず、
上達の妨げになる可能性があるためです。
初心者を脱して二本目を買おうというころになると、
多くの方がリングを選びます。
フル屋の愛器もリングキーです。
その理由について、答えていきます。
かっこいいから
多くの方がリングキーを選ぶ最大の理由は、
- かっこいいから
です。
冗談のようですが本当です。
なぜリングキーは「かっこいい」のでしょうか。
指の形がよい証
リングキーはキーの真ん中をちゃんと押さえて初めて音が出ます。
逆に言うと、真ん中を押さえないと音が出ません。
リングキーを吹きこなせるということは指の形がよい証なのです。
初心者ではない
「初心者はカバードキーを買う」
少し言い換えると
「リングキーを買える人は上手（初心者ではない）」
です。
つまり、リングキーは初心者を脱していることの指標とも言えます。
蛇足ですが、昔はエントリーモデルにリングキーはラインアップされていませんでした。
最近ではエントリーモデルにリングキーがありますね。
※初心者はリングはダメと言っているわけではありません。試奏して、気に入って、吹けるようであればリングキーを買いましょう。
指に振動が伝わる
指で押さえるキーに穴が開いているので、
キーを押さえて音を出すと、指に振動が直接伝わります。
メーカーや吹き方にも依りますが、多くの人は吹くと同時に指から音を感じます。
これまでカバードキーを吹いてきた方にとっては衝撃です。
珠玉の楽器とともに音を作り出す感動！
これもリングキーを選ぶ大きな理由かと思います。
リングキーでしか使えない替え指
リングキーでしか使えない替え指というのがあります。
確かにそうです。
しかし、フル屋はリングキーでしか出せない替え指を使ったことがありません。
有効活用しなくてごめんなさい。
音がいい？
音が抜けるように響いて、良い音が出ると言う人がいます。
本当ですか？
フル屋は、カバードとリングの音を比較できる耳を持っていません。
まとめ
フルートでリングキーを選ぶ理由は、
- かっこいい
- 指に振動が伝わる
- リングでしか使えない替え指
があります。
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