フルート演奏をしているとき、足でリズムをとっている人が時々います。
少なくともクラシックのフルートではよくないこととされています。
やめた方がよいかも、です。
足でリズムをとるのは悪とされています
フル屋です。
フルート演奏をしているとき、足でリズムをとっている人を時々見かけます。
いいんですか?
少なくとも、クラシックでは演奏中に足でリズムをとることは悪とされています。
したがって、クラシックを演奏する舞台上では、足でリズムをとっていると、
かっこ悪く見えます。
やめた方がよいでしょう。
しかし、足でリズムをとるのが悪い理由なんですが、フル屋が調べた限りでは
納得できる論理的理由はありませんでした。
見ていきましょう。
足は不器用
まずは、足は不器用だから足踏みやめようという説です。
手でものをつかむことはできますが、
足でものをつかむことはできません。
足は手に比べて圧倒的に不器用なのです。
その不器用な足に演奏する上で大切なリズムを委ねるなど何事かーー!!!
ということらしいです。
どう思います?納得されますか?
同時にもうひとつ楽器をやる
足踏みする楽器がいくつかあります。
ピアノはペダルを踏みます。
エレクトーンは足で低音域を弾いたりします。
ドラムは足でバスドラムやシンバルをたたきますよね。
![](https://flutesya.com/wp-content/uploads/2021/12/drums-g92fdbb786_1280.jpg)
これらはかなり練習してできるようになるのです。
足でリズムを刻むということは、他の楽器をもう一つ演奏するようなものです。
これは単にフルートを演奏するより難しいですよね?
この論理はどうですか?
フル屋は納得できます、少し胡散臭いけど。
脳の負担になる
もうひとつの楽器説と似ています。
メトロノームの音を聴き、足でリズムをとり、その足踏みに合わせて演奏する。
なんでそんな面倒なことするんだ!?
手順が一個増えてるから、脳の負担が増えてるじゃないか!?
足踏みをやめると、足を動かさなくなるので、脳がやることが一つ減り、
フルートを吹くことのみに脳を使えて、上手く吹けるようになることでしょう。
![](https://flutesya.com/wp-content/uploads/2021/12/brain-g110db244e_1280.jpg)
やめた方がよいかも
例えば、日常的にメトロノームを使わない人には
「メトロノーム使え」と耳元で叫びますが(叫びませんが)
足でリズムは微妙です。
演奏できているならそれでよさそうです。
ジャズのウッドベースのプロの方のサイトでは、足でリズムとれと書いてあったりします。
クラシックでは、カッコ悪いと思われるのでやめた方がよいかなと思います。
どうやってやめる?
実は、以前フル屋は足でリズムをとっていました。
やめる方法を紹介しましょう。
まず、メトロノームを鳴らしましょう。
何か基礎練習でも曲でもやってください。
そして、足でリズムをとるのをやめます。
意識して足を動かさないようにしましょう。
最初のうちは、意識しないと足が動いてしまうかもしれません。
でも、すぐに慣れます。
足でリズムをとらない、と決めるだけで、早ければ一日で平気になります。
すぐになしにできるということは、無駄な動作だったってことですね。
まとめ
フルートを演奏しながら足でリズムをとることは
少なくともクラシックにおいては良くないこととされています。
やめた方がよいかも、です。
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