フルート無料楽譜をダウンロード IMSLP(国際楽譜ライブラリープロジェクト、ペトルッチ楽譜ライブラリー)

本、雑誌を知る

フルートの無料楽譜を集めたサイトであるIMSLPを紹介します。

お試しでダウンロードするにはぴったりのサイトです。しっかりと吹くのであれば製本された楽譜を買うことをお薦めします。

また、著作権は自己責任です。注意することも記述します。

無料楽譜をダウンロード

フル屋です。

楽譜は高いです。ちょっと吹いてみたい、と思ったときは無料楽譜が便利です。

最も楽譜の所蔵数が多いIMSLPを紹介します。

IMSLPの名前

国際楽譜ライブラリープロジェクト International Music Score Library Project

略してIMSLPです。

ペトルッチ音楽ライブラリー Petrucci Music Libraryと呼んでもいいようです。

ペトルッチって何だよ?と思いますが、名前の由来は探せませんでした。

SNS上では、「IMSLP」と呼ぶ方と「ペトルッチ」と呼ぶ方がいらっしゃいます。

どちらでも同じです。

ロゴにはどっちも書いてあります

IMSLPの楽譜

IMSLPには2022/4/23時点で25,000人の作曲者による199,000曲、650,000冊が収蔵されています。

著作権が切れている楽譜を探すならIMSLPで探すのが最も近道です。

Wikipediaのように利用者が自由にアップする方式をとっていますので、

中には法律的に問題あるものも含まれていますので自己責任で判断してください。

著作権 難しい

著作権という法律の概念がとても難しいです。

法律を守っているかどうか分からないものはダウンロードしない方が無難です。

一人で利用するものに関して、違法にダウンロードしたとしても訴えられる可能性は低いですが、社会人としては法を守った方がよいと思いますよ。

基本的な考え方

日本の法律では「著作権者(作曲者)の死後70年」が基本です。

※国によっては出版後50年などあるので、アップされているものは全て合法とは言い切れません

したがって、ダウンロードする楽譜の作曲者がいつ亡くなったかを調べましょう。

例えば、J. S. Bachは1750年に亡くなっていますので、自筆譜やその頃出版された楽譜は確実に大丈夫です。

もっと現代に近いタファネル&ゴーベールを考えてみましょう。

タファネルは1908年、ゴーベールは1941年に亡くなっています。したがって、2021年以降はタファネル&ゴーベールの楽譜はダウンロードしてもOKです。

でも、コピー譜だと毎日の基礎練習でボロボロになると思いますので買うことをお薦めします。

著作権が切れているので安価で売られています。

>>> 【タファネル&ゴーベール】フルート基礎練習の定番 レビュー

作曲家自身が無料配布を認めている場合は死後70年経っていなくても大丈夫です。普通は著者自身のサイトからダウンロードできると思いますので、そちらから落としましょう。

違法と思われる例

作曲者が存命の場合や死後70年経っていないものは明らかに違法です。

例えばジブリの曲の作曲者である久石譲さんは存命ですのでダウンロードすると違法です。

モイーズは1984年が没年です。2054年より前にダウンロードすると違法です。

難しくなってくるのは編曲したと思われる楽譜です。

例えばバッハのチェロソナタBWV1029のフルート書き換え版、ピアノ右手をファーストフルート、チェロをセカンドフルート、通奏低音がピアノ左手です。

ということは、ピアノ右手は出版時に誰かが作ったと思われます。つまり、ピアノ右手には著作権がああります。

一部分でも作曲したと思われるものは出版から70年経っていないとダウンロードするのは違法です。

このような楽譜はIMSPLにアップされていたとしてもダウンロードしないでください。間違ってダウンロードした場合はすぐに破棄してください。

使い方の例

フル屋が使うのはお試しのときです。

例えばテレマンのファンタジーが吹きたい、と思ったときIMSLPから落としたことがあります。

※テレマンは後に購入しました。

あるいは友人とクーラウとかルイエを初見でやろう、となったときに落としました。

いずれにしても、本格的に練習する場合は楽譜を買いましょう。

全身全霊をかけて練習するのですから、全身全霊をかけて作曲した作曲者に敬意を表して買うのがよいと思います。

ダウンロード方法

IMSLPのページで検索してみましょう。

作曲者名あるいは曲名で検索してみます。

テレマンのファンタジーを探してみましょうか。

Searchの欄にTelemann fluteと入れて検索してみます。

見つかったら、「Complete Score」や「Part」と書いてあるところからダウンロードしてください。

まとめIMSLPを

無料の楽譜を集めているサイトIMSLPを紹介しました。

お試しに吹きたい、というときにご利用ください。

>>> 【フルートに関する本、雑誌】

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