フルートでアドリブ演奏、やってみたいと思いませんか?
前回の最初の一歩では、151の無限ループでロングトーンをやってみました。
次は、アルペッジョやスケールでアドリブしてみましょう。
アドリブ演奏
フル屋です。
ロングトーンの練習では、コードの音を選んでロングトーンをしていきました。
今回は、選んだ音を起点にして
アルペッジョやスケールをしていきましょう。
楽譜と伴奏の音源を貼っておきます。
![](https://flutesya.com/wp-content/uploads/2022/02/adlib1.png)
アルペッジョ
まずはアルペッジョです。
コードに書かれた和音で「適当に」アルペッジョをやってみましょう。
時々ロングトーンも混ぜてやってみましょう。
![](https://flutesya.com/wp-content/uploads/2022/02/adlib1-1.png)
できましたか?
指がおぼつかない人は無理して八分音符でなくてよいです。四分音符でやりましょう。
何度かやってみてください。
スケール
スケールにいってみましょう。
例えば、最初のCでドを選んで、次のG7でソを選びます。
途中をドレミファソと繋いでみましょう。
経過する音はコード外の音でもいいです。そうでないとスケールはできませんから。
慣れてきたらアルペッジョやロングトーンも混ぜていきましょう。
![](https://flutesya.com/wp-content/uploads/2022/02/adlib2.png)
いかがですか?楽しいでしょう?
最初は頭が追い付かないかもしれません。
考えていたのを吹いたらすぐに次の音が来ますからね。
でも、何度もやっているとできるようになると思います。
練習のヒント
アルペッジョとスケール
アルペッジョとスケールの練習は必須ですよね。
自由に動けるようにしておいた方がよいです。
なので、タファゴベです。目的意識をもってやるタファゴベは一味違います。
ドミナントモーション
G7からCへというのがドミナントモーションです。
コード進行では基本となる考え方です。
G7がなっているときに次はCだと言い聞かせながら吹いていきましょう。
時々ロングトーンに戻る
アルペッジョやスケールをやりだすと
指を動かす方に思考がとられてしまい、コード進行のことを忘れがちになります。
そういうときは、ロングトーンをやってしっかりとコード進行を焼き付けましょう。
リズムをいろいろ変えてみる
リズムを自由に変えるとさらに楽しくなってきます。
いろいろ工夫してみてください。
![](https://flutesya.com/wp-content/uploads/2022/02/adlib3.png)
これからどうするの?
これからやる発展形は次のようなのが考えられます。
- コード進行を複雑に
- 伴奏リズムを複雑に
- キーを変える
- 和音なんか楽譜に書かない
あるいは、上記を全部いっぺんにやってみる。
まだ、いきなりはできないと思いますので
少しずつ複雑にしていきましょう。
それでは、またお会いしましょう。
まとめ
151の無限ループで、アルペッジョ、スケールをつけてみました。
楽しいでしょう?
フル屋は、こういう単純な練習でも楽しいです。
楽しんでできるようになれれば、上達も早いと思いますよ。
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