【フルート奏者のための楽譜作成】MuseScore職人となるために

楽譜を書く

※本記事はMuseScore3で解説しています。MuseScore4の記事はこちらです。

「パート譜しかないので総譜つくろうよ」

「サックスのソロ、フルートに移そうか」

急遽楽譜を書く必要が出てきたらどうしますか。

複数の楽譜作成ソフトがある中でMuseScoreをお薦めします。

フル屋はマニュアルを読みながら試行錯誤しMuseScore職人のようになってしまいました。

どうやって効率よく楽譜を書いていくかを共有します。

楽譜を書かねば。。。

フル屋です。

楽譜を書けと言われることはありませんか?

吹奏楽では割とよくあります。

  • 他の楽器の人数足りない
  • 他の楽器のソロをフルートソロにする
  • アドリブソロと書いてあるところを楽譜に起こす

吹奏楽でなくてもありがちです。

  • フルートアンサンブルの楽譜に総譜がついてない
  • 木管アンサンブルの他の楽器をフルートに書き直す

手書きで書きますか?

楽譜の手書きは大変です。

五線の紙を買ってきて書き始めます。

普段は書かないから書き始めるのに時間かかります。

「1小節飛ばした」と数十小節書いてから気づいたときの絶望感

は何とも言えません。

そもそも移調を正確にできますか?不安ではないですか?

移調なくても正しく写せていますか?

手書きで楽譜を書くのは不安だらけです。

ということで、楽譜作成ソフトMuseScoreをお薦めします。

本サイトには他にもダイジェスト版アドリブ用ダイジェスト版があります。

>>> 【フルート奏者のための楽譜作成】MuseScore入門 (ダイジェスト版)

>>> 【フルートアドリブの楽譜をMuseScoreで書く】必要最低限の知識

楽譜作成ソフト比較

楽譜作成ソフトは有料、無料のもの複数あります。

有名なものでは以下があります。

  • Finale
  • Sibelius
  • LilyPond
  • MuseScore

その中でもMuseScoreをお薦めします。

詳しくは以下のソフト比較をどうぞ。

>>> 【フルート奏者のための楽譜作成】ソフト比較 MuseScore推しです

MuseScoreのインストール方法

MuseScoreをダウンロードしてインストールしてください。

WindowsMacLinux(英語)、Chromebookとそれぞれでインストールお願いします。

インストールが終了したら早速、MuseScoreで楽譜を書いていきましょう。

あとはMuseScoreのハンドブックを読み込んでいけば楽譜が書けます。

ここで終わるとこの記事の価値がほとんどなくなってしまいますので、

以下、フル屋がハンドブックから読み取った

効率よく楽譜を書く方法を共有します。

フル屋のやり方などいらんという方はハンドブックへどうぞ。

楽譜を構成するもの

それではフル屋の考えるMuseScoreの使い方をみていきましょう。

突然ですが楽譜とは何ですか?楽譜を構成する要素は何ですか?

楽譜は以下で構成されます。

  • 曲名
  • 作曲者名
  • 拍子
  • 調
  • 音符
  • 発想記号
  • 強弱記号
  • 。。などなど

MuseScoreを書くときはこれを3つに分けて入力していきます。

  1. 楽譜の全体情報
  2. 音符
  3. 音符以外の情報

MuseScoreのハンドブックでは3段階と明言されているわけではありませんが、

フル屋はこの3つに分けて入力していくことをお薦めします。

最初に「楽譜の全体情報」を入れた後は、

全体の楽譜をAパート、Bパートなどと区切ります。

そして、

  • Aパートの音符
  • Aパートの音符以外の情報
  • Bパートの音符
  • Bパートの音符以外の情報

と繰り返して入力します。

特に最初のうちは細かく区切って音符入力と音符以外の入力を行いましょう。

つまり、MuseScoreによる楽譜の入力とは

  1. 全体情報の入力
  2. 音符の入力
  3. 音符以外の情報の入力

の3段階で行います。

1.全体情報の入力は最初の1回のみ行い、

2.音符の入力、3.音符以外の情報の入力を繰り返していきます。

楽譜の全体情報の入力

楽譜を書くとき最初に曲名などの全体情報を決めます。

>>> 【フルート奏者のための楽譜作成】MuseScore 全体情報の入力

音符入力モードについて

音符を入力する前に

「音符入力モード」と「通常モード」がある

ということを知っておいてください。

基本的には

  • 音符入力のときは「音符入力モード」
  • 強弱などを入れるときは「通常モード」

なんですが、音符入力していて間違いを直すときやコピペしたいときに

「通常モード」になります。

また、強弱などを入れているとき音符の間違いに気づいたときは

「通常モード」になって入力することになります。

したがって、大抵は「音符入力モード」と「通常モード」を

縦横に行き来しつつ入力していくことになります。

「n]で音符入力モードにはいり、[Esc]で通常モードになります。

>>> 【フルート奏者のための楽譜作成】MuseScore 音符入力モード

このモードの違いが分かっていればあとは手探りでも楽譜が書けると思います。

逆にこのモードの違いを認識しないと満足に楽譜が書けません。

これより後の記述はより効率的に入力する方法です。

音符入力

音符入力は、音符入力モードで行います。

音の長さと音の高さを入力します。

お勧めするのはキーボードとマウスを使う方法です。

この方法をマスターすれば職人と呼ばれるようになります。

>>> 【フルート奏者のための楽譜作成】Musescoreの音符入力 職人編

以下をすべて満たす方にはキーボードのみの方法で超高速入力が可能です。

  • 階名を英語(またはドイツ語)で読める
  • ブラインドタッチができる(数字を含めて)

魔術師と呼ばれるに違いありません。

>>> 【フルート奏者のための楽譜作成】MuseScoreの音符入力 魔術師編

音符以外の情報の入力

最後に強弱、アーティキュレーション、練習番号などを入れていきます。

ここで音符が合っているかもチェックして楽譜の完成度を高めていきます。

>>> 【フルート奏者のための楽譜作成】MuseScore音符以外を入力

TIPS

基本的にはMuseScoreのハンドブックに書いてありますが

よく使うTIPSをまとめました。

>>> 【フルート奏者のための楽譜作成】MuseScoreのTIPS

まとめ

フルート奏者のための楽譜作成方法をまとめました。

MuseScoreを用いて楽譜を作成できるようになります。

本サイトには他にもダイジェスト版アドリブ用ダイジェスト版があります。

>>> 【フルート奏者のための楽譜作成】MuseScore入門 (ダイジェスト版)

>>> 【フルートアドリブの楽譜をMuseScoreで書く】必要最低限の知識

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