※本記事はMuseScore3で解説しています。MuseScore4の記事はこちらです。
MuseScoreの音符入力で魔術師と呼ばれる速さで入力する方法を解説します。
フル屋はこの方法で入力しており、誰もが驚く速さで入力できます。
ただし、人を選びますのでご注意。
MuseScoreの魔術師
フル屋です。
この方法は人を選びます。
MuseScoreの音符入力は職人編の方法でも十分に高速ですので
本記事が合わないと思う方は無理せず職人編のやり方をマスターしてください。
>>> 【フルート奏者のための楽譜作成】Musescoreの音符入力 職人編
魔術師になるために
魔術師と言っても難しいことはありません。
職人編でキーボードとマウスで行っていた作業を全部キーボードでやるだけです。
以下のようなご批判はごもっともです。
- グラフィカルエディターの意味ない
- 石器時代なの?昔のUnixじゃん?
- そのやり方だとLilypondでいいよ
しかし、これらの批判を乗り越えると超高速入力できるようになります。
覚悟なきものは去れ
少なくとも以下ができないとMuseScore魔術師になるのは厳しいと思われます。
- 階名を英語(またはドイツ語)で読める
- ブラインドタッチができる(数字を含めて)
階名を英語
マウスで入力していた音程をキーボードで打つということは
英語階名で打つということです。
階名を英語で言っても違和感ないような方でないといけません。
Fがファということが少し考えないと分からないのであれば
この方法は頭に負担がかかります。やめた方がよいです。
ブラインドタッチ
数字とAからGのアルファベットをブラインドタッチできないと遅くなります。
数字だけはブラインドできないという人は多いですね
そういう方は職人編の方法の方が速いです。
数字のときにキーボードを見るとか、テンキーに移動していたら
この方法の意味がありません。
魔術師への注意
魔術師となる方法は、
職人編のキーボードとマウスで行っていた作業を全部キーボードでやるだけです。
注意はひとつ、音程を入力したとき、オクターブが意図したものでないときがあります。
Ctl-↑でオクターブを上げます。Ctl-↓でオクターブを下げます。
これだけで魔術師と言われる速さで楽譜入力できることでしょう。
例
職人編と同じように例でやってみます。
1小節目
以下のように入力すればよいです。
4ffbbffb↑b
なんと楽な事でしょう!?
2小節目
オクターブを気を付けていくだけです。
5.f4b Ctl-↑5.f Ctl-↓ b↑ Ctl-↑
3小節目、4小節目
何も気を付けることはありません。
7f0
まとめ
MuseScoreの魔術師となる方法を解説しました。
音の長さも音程もすべてキーボードで入力してください。
次の解説ページ
音符以外を入力して終わりです。
>>> 【フルート奏者のための楽譜作成】MuseScore音符以外を入力
以下は、MuseScoreのまとめページとダイジェスト版です。
>>> 【フルート奏者のための楽譜作成】MuseScore職人となるために
>>> 【フルート奏者のための楽譜作成】MuseScore入門 (ダイジェスト版)
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