【フルート奏者のための楽譜作成】ソフト比較 MuseScore推しです

楽譜を書く

フルート奏者と言っても楽譜を書く機会があります。

手書きはしんどいので「何かソフトないかな?」と探すとたくさん出てきます。

フル屋はMuseScoreをお薦めします。

楽譜を書く機会

フル屋です。

フルートを吹いていると楽譜を書く機会が時々あります。

吹奏楽、オーケストラ、フルートアンサンブル、木管アンサンブル

といろいろなところで楽譜を書かなきゃ、となることがあります。

「何かソフトないかな?」と探すと予想以上にたくさん出てきます。

それぞれ紹介します。

有料ソフト

有料ソフトは次の2つが双璧です。

  • Finale
  • Sibelius

楽譜を作るプロであればどちらかで作成している人が多いです。

それぞれ見ていきましょう。

Finale

Finaleのページで詳細を見ることができます。

元々は古いMacOS上のソフトとしてスタートしましたが、

今やWindows上でも動作し、楽譜作成のデファクトスタンダードと言ってもいいでしょう。

楽譜についてできないことを探す方が難しいとさえ言えます。

Sibelius

Sibeliusのページで詳細を見ることができます。

Finaleと切磋琢磨しながらお互いに機能を高めてきました。

Finale、Sibeliusの2社があるからこそ、

現在PC上で楽譜作成が簡単にできるとも言えます。

楽譜作成にいくらかお金を出してもよいという方は

上記のどちらかを検討してください。

無料ソフト

無料ソフトは以下の2つが有力です。

  • LilyPond
  • MuseScore

それぞれ見ていきましょう。

無料ソフトであればこの2つのどちらかを選びましょう。

LilyPond

LilyPond、百合の池ですね。どこかの都知事さんみたいな名前です。

メリット

Lilypondのメリットは以下です。

  • 美しい楽譜が書ける
  • 習熟するととても速く楽譜を書ける

何と言っても、美しい楽譜を事細かに調整して書けることです。

売っている楽譜でも完全に再現することができるほど、きめ細やかに書いていくことができます。

この一点でLilyPondを推薦する方が多くいらっしゃいます。

また、いったん習熟すると、他の人が信じられないスピードで楽譜を書くことができます。

デメリット

Lilypondのデメリットは難解なことです。これに尽きます。

テキストでソースを書いてコンパイルするというような

プログラマのような作業をやらなければなりません。

ソースを書いているとき音符に相当する記号を羅列していくので集中力がいります。

その記法を覚えるのに一苦労です。

習熟するまでにある程度の時間がかかるでしょう。

小節の途中で休むと分けが分からなくなるので疲れます。

習熟した後も楽譜を書き続けないと忘れてしまいます。

LilyPondはこんな人にお薦め

以下をすべて満たす人にお薦めです。

  • 美しい楽譜が書きたいという強い思いがある
  • 習熟するまで修行する忍耐力を持っている
  • 習熟度が落ちないほど頻繁に楽譜を書く

詳しくはこちらをどうぞ。

>>> 【もうひとつの楽譜作成ソフトLilypondの紹介】

MuseScore

MuseScore、フル屋がお薦めです。

メリット

  • 操作が平易
  • 移調できる
  • 楽器変更できる
  • 楽譜を再生できる

楽譜上に入力していくので操作が平易です。

楽譜を書いた後、移調、楽器変更も簡単です。

例えば、サックスのソロをフルートで、と言うとき

サックスの譜面を写して、フルートに楽器変更とやるだけです。

楽譜を再生することもできます。

たまに楽譜を書く場合、MuseScoreが最強の武器となります。

デメリット

デメリットは、LilyPondのような微細なところまでは設定できないということです。

MuseScoreはこんな人にお薦め

次の人にはお勧めです。

  • フリーがいい
  • まずはさっと楽譜を書きたい、難解なのは無理

ほとんどの人にはMuseScoreをお薦めします。

まとめ

楽譜作成ソフトを有料を2つ、無料を2つ紹介しました。

フル屋はMuseScoreをお薦めします。

以下は、MuseScoreのまとめページとダイジェスト版です。

>>> 【フルート奏者のための楽譜作成】MuseScore職人となるために

>>> 【フルート奏者のための楽譜作成】MuseScore入門 (ダイジェスト版)

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