フォーレの子守歌
フォーレの子守歌、という曲について歴史と背景を説明します。
この曲を吹こうと試みる方は、知っておいて損はありません。
フォーレの子守歌は「名曲31選」の1曲です。フルートの小品集としてとても有名な一冊ですので持っておいた方がよいと思います。
フォーレ
フォーレは19世紀後半~20世紀前半に活躍したフランス屈指の作曲家です。
歴史的には、ロマン派と近代音楽を繋ぐ者と評されることもあります。
1896年からパリ音楽院の教授、1905年に学院長となり1920年に辞職します。フランスの音楽に多大な影響を与えました。
フルート吹きにとって最も重要な曲の一つであるフォーレのファンタジーの作曲者でもあります。
フォーレのファンタジーはパリ音楽院の卒業試験の曲として書かれました。現代において、コンクールで頻繁に取り上げられるのはもちろんのこと、リサイタルなどで聴くことができます。
>>> パリ音楽院フルートコンクールの曲からフレンチコンポーザ
フォーレの代表曲を選ぶのは困難です(名曲が多すぎるので)が、パバーヌは有名でフルートが大活躍です。
また、フォーレのシチリアーノはフルートのソロ曲として演奏することが多いです。
>>> フォーレのシチリアーノ ソロコンにお薦めのフルート名曲 歴史と背景
子守歌
子守歌は、バイオリンとピアノのために書かれました。
ゆったりとした子守歌となるように音程をはずさないように演奏しましょう。低音FとDを吹くとき右手小指は正確に運指しないと音が変になります。
まずはバイオリン曲を聴くべきですが、YouTubeではあまりありません。バイオリン界隈では人気がないんでしょうか?もうフルート曲と言ってしまいますよ?
楽譜はいろいろな曲集に収められていますが、「名曲31選」がお得です。
まとめ
フォーレの子守歌を解説しました。
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