アドリブをやるための基礎練習を作成しました。
メジャーとマイナーのツーファイブを含んでいる枯葉進行を使ってアルペッジョとスケールの練習をしてみましょう。
アドリブの基礎練習
アドリブをやるための基礎練習、要するにアルペッジョとスケールができるようになることです。
あらゆる楽曲はアルペッジョとスケールでできているので、アドリブに限らずアルペッジョとスケールをやると思いますが、今回はコード名を見てやる練習です。
どういう楽譜でやるか
こういう楽譜で基礎練習をやっていきましょう。
枯葉です。Dm7 G7 CM7というずっと強進行(5度下、4度上)です。
枯葉そのものの練習は以下をどうぞ。
>>> 【フルートアドリブ】ジャズの定番枯葉進行に本格的に挑戦
最初のDm7 G7 CM7がメジャーのツーファイブです。
そして、Bm7(b5) E7 Am7がマイナーのツーファイブです。
普通はAm7のあとにA7に変化してDm7に戻るんですが、
D7でGm7へのドミナントモーションをあおって転調します。
これで全調をなめていきます。
一連の楽譜はGoogle Driveに格納しました。MuseScoreファイルを開けてやってみてください。
MuseScoreを含めて楽譜はここですよ。ご自由にどうぞ。
この練習はMuseScoreをPCにインストールして、楽譜を再生しながら練習することを前提にしています。
ぜひ、MuseScoreをインストールしてください。
上記のファイルがありますので、インストールして再生するだけでよいです。
少し操作方法をお知りになりたい方は以下をどうぞ。
>>> 【フルートアドリブの楽譜をMuseScoreで書く】必要最低限の知識
アルペッジョ練習
まずはアルペッジョをやってみましょう。
MuseScoreファイルをダウンロードして実際にやってみてください。
速いなら速度を調節しましょう。
ジャズっぽく半拍休んでますが、やりにくければリズムは変えてください。
そもそも4つ吹かなくてもよいです。トライアドのつもりでやってもいいし
2つだけ音を出すのもありです。もうすでにアドリブっぽくなってきましたか?
スケール
スケールは根音から上に上がっていきましょう。
余計な臨時記号はノンダイアトニック(ピアノ右手に臨時記号がついているとき)のみです。
ピアノ右手なしで、さらにアドリブ行きましょう
ダイアトニックとノンダイアトニックを意識していればコード記号を見ただけで吹けるようになってきます。
ということで、以下のような楽譜でアルペッジョ、スケールを練習していきましょう。
だんだん、飽きてきます。
いろいろアレンジしてみてください。
いろいろなリズムで、いろいろなアルペッジョ、いろいろなスケール。
もうそれはアドリブをやっているのと同じです。
一連の楽譜はGoogle Driveに格納しました。MuseScoreファイルを開けてやってみてください。
MuseScoreを含めて楽譜はここですよ。ご自由にどうぞ。
参考
クラシック系のスケール、アルペッジョの練習教本はタファネル&ゴーベールがいちばん有名です。
>>> 【フルート 指の練習】日々の指の練習 タファネル&ゴーベール どの版を買うか どれを毎日やるか
ボサノバの大久保はるかさんの本も参考にしてください。
今回の基礎練習は、大久保はるかさんの本に触発されて作りました。
>>> 【フルートアドリブ】教則本の紹介
まとめ
枯葉進行を使った基礎練習の提案でした。
よろしければ使ってみてください。
一連の楽譜はGoogle Driveに格納しました。MuseScoreファイルを開けてやってみてください。
MuseScoreを含めて楽譜はここですよ。ご自由にどうぞ。
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