ケーラーの子守唄
ケーラーの子守唄の歴史と背景を紹介します。
ゆったりとした素敵なメロディーでソロコンや発表会にぴったりの曲です。
楽譜は「名曲31選」に収められています。
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ケーラー
Ernesto Köhler (1849-1907)、エルネスト・ケーラーです。
ケーラーはイタリアで生まれ、父にフルートの手ほどきを受けます。
同時代において最高のフルート吹きの一人であって、モデナ、ウィーン、サンクトペテルブルクのオーケストラでフルート吹きとして吹いています。
作曲家としては、100曲を超えるフルートのための作品を残しています。
現代のフルート吹きが練習する教則本Op.33を中心にして、多くの曲が現在でも吹き継がれています。
教則本については以下で解説しています。
>>> 有名なフルート教本「ケーラー」の植村泰一による分析・解釈・練習法
子守歌
曲集「6 Brilliant Pieces Op.30」の2曲目が子守歌です。
初心者でも吹き切ることができて、美しいメロディーの素晴らしい曲です。
優しい曲でまさに子守歌と感じますね。
少しアルペッジョの速いパッセージがあります。最初はゆっくりと練習してだんだんと速くして指が転ばないようにしましょう。
楽譜はいろいろな曲集に収められていますが、31選がオーソドックスでよいかと思います。
楽譜を直接買う方はこちらからどうぞ。
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まとめ
ケーラーの子守唄を紹介しました。
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