インターネットが発達し、いろいろな分野の勉強の独学が可能になってきました。
フルートの独学は可能か?という考察です。
フルートの独学をしたい?
インターネットが発達し、無料のオンライン学習で勉強するだけで資格取得することもできるようになってきました。
フルートを独学でやってみようと考える人も少なからずいらっしゃるようです。
もちろん、ほぼ全てを独学で学んでプロみたいな実力になることを否定しませんが、一般的な人が、フルートを独学で習得可能かを考えてみました。
ゴールをどこにするかは人それぞれです。
小品一曲吹けるくらいか、吹奏楽の曲を吹けるくらいか、アルテ1巻終わるくらいか、ヒンデミットを吹けるくらいか、、、、、、
吹奏楽の曲を吹けるくらいを目指してみます。
レッスンでは何を教えてくれるか?
フルートのレッスンで教えてくれることは以下の3つに分類されます。
- 音楽のこと
- フルートの音の出し方、指の動かし方
- 上記の組み合わせ 音楽をフルートでどう表すか
音楽のこと
音楽のこと、楽典に書いてあるようなことであれば独学が可能です。
本もウェブ上の無料の記事もある程度充実しています。
例えばピアノを10年やってました、などの人は楽譜の読み方などは学ばなくてよいかもですね。
音大に行くなら「楽典」とか「ソルフェージュ」とか別にレッスンを受けたりするみたいですが、
アマチュアはそんなに深いところまで知らなくてもいいんじゃないか?という考えもありますので、ここは本に書いてあるようなので終わってもいいかもです。
本に書いてあるようなことなら当サイトもいくつか記事があります。
>>> 【フルートに必要な楽典や音楽理論】ジャズやアドリブで使いましょう
フルートの音の出し方、指の動かし方
2022年現在においては「この動画で音が出せるようになるはず」というのはありません。
少なくともここだけでもレッスンに通ってみてはどうでしょうか?数回通うだけでも全然違います。
このブログで音の出し方を書ければいいんですが、、そんな文章力を持ち合わせていません。
上記の組み合わせ 音楽をフルートでどう表すか
音大生もプロも時折レッスンを受けます。
音楽の理論は体に染みついていて音も出るのに何故レッスンに通うのか?
音楽を表現する方法、フルートで何かを表現する方法、を習うのがレッスンの主な目的の一つと思われます。
YouTubeにマスタークラスが上がっていますので見てみましょう。フルートの話ではなく音楽の話をしていることが多いです。
アルテやケーラーの有名な教本であっても、2022年現在のところ、どういう風に演奏するんだよという体系的な無料の動画はありません。
というか、音楽を教えてくれる無料動画はまだまだ少ないです。
本ならあります。植村先生のこの本をちゃんと理解できるなら独学もありかもしれません。
>>> 有名なフルート教本「ケーラー」の植村泰一による分析・解釈・練習法
独学は無理そう 時々レッスンはどうですか?
2022年現在においては独学は無理そうです。
ある程度独学が可能な分野はいくつかありますが、フルート演奏は完全な独学は無理と思います。
もちろん毎週通うのが上手になります。(お金と時間をそれだけ費やすのだから当たり前です)
ゆっくり上手になっていけばいいや、楽しく無理なく何となくフワッと続ければいいや、でも曲の演奏を少し楽しみたい、という方は、
吹き始めの最初の数回、その後は数か月に一回くらいのレッスンでどうでしょうか?
まとめ
フルート演奏は完全独学は無理と思います。数か月に一回のレッスンでどうでしょうか?
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