フルートの教則本、アルテ1巻が終わったら、ケーラーかアンデルセンです。
両方やる人も多いですね。本記事ではアンデルセンを紹介します。
アンデルセン
フル屋です。
教則本というとケーラーと双璧をなすのがアンデルセンです。
ケーラーとアンデルセンはほぼ同時代に生まれた偉大なフルート吹き、作曲家であり、今でも誰もがやる教則本を書いた二人です。
本記事ではアンデルセンを紹介します。
フル屋は最初あまりアンデルセンを好きではありませんでした。なんだか吹きづらいし思わぬところに臨時記号がついていて仲良くなれない感満載でした。基礎練習みたいな曲構成も好きになれなかった一因です。
この記事を書くために引っ張り出してきました。。。やっぱり仲良くなれそうにありません。
Andersenの楽譜はpdfでほぼ全てここにあります。
アンデルセンという人
Ernesto Köhler (1849-1907)とCarl Joachim Andersen (1847–1909)、ほぼ同時代を生きたフルート吹きのうちアンデルセンを紹介します。
ケーラーはこちらです。
>>> 【フルート教則本の定番】ケーラー
アンデルセンは、コペンハーゲンに生まれ、父にフルートの手ほどきを受けます。
ケーラーと同じく、同時代において最高のフルート吹きの一人であって、13才でコペンハーゲンのオーケストラで1stフルートを吹き、サンクトペテルブルク、ベルリン、最後はコペンハーゲンに戻って一生を終えます。
サンクトペテルブルクでケーラーと会っていたんでしょうか。想像を掻き立てられます。
作曲家として63の作品を残しています。教則本以外の曲も多く、現在でも演奏されます。
教則本の名曲 Op.15の3
教則本の中の1曲がOp.15の3が最もよく演奏されます。
素晴らしい一曲です。
Op.15の3は、無伴奏フルート名曲集にも掲載されています。
教則本でない名曲
間奏曲
間奏曲という透き通るような小品です。
魔笛
オペラを変奏したOp.45のうちの一つ、魔笛の変奏です。楽し気な魔笛がずっと吹けていいですね。
楽譜は2022/7時点で売っていません(T_T)
Andersenの楽譜ライブラリーで入手してください。
教則本Op.41 Op.21 Op.15
教則本は8冊あります。Op. 15, Op.21, Op.30, Op.33, Op.37, Op.41, Op.60, Op.63です。
そのうちでも3冊、易しい順にOp.41, Op.21, Op.15がよくレッスンで用いられる、と思われます。
※フル屋はレッスンでアンデルセンをやったことがありません。ちょっと吹いたことがある程度です。
まとめ
フルートを吹いていれば必ず吹くことになるであろうアンデルセンを紹介しました。
Andersenの楽譜はpdfでほぼ全てここにあります。ありがたいことです。
ケーラーはこちらです。
>>> 【フルート教則本の定番】ケーラー
教則本の紹介は以下です。
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