フルートの初見大会に何度か参加しました。
私自身は企画したことがないですが、いろいろ参加してみて、考えておく方がよいかな、というところを書いていきます。
企画する人が考えて自由にやればいいと思うんですが、間延びしたりしないようにちょっとした段取りの、メンバー集め、曲選び、当日のスケジュールなどを説明します。
フルート初見大会
フル屋です。
初見大会ってやったことがありますか?
同じような技量の人を何人か集めて遊ぶという企画です。
じっくりと一曲に取り組むのも楽しいですが、たくさんの曲をどんどんやるのも楽しいです。
もし企画されるようなことがあればご参考にしてください。
事前の段取りとして、
- メンバー集めと日時
- 会場確保
- 曲選び
- 動画、写真の許諾
当日の段取りとして、
- 1日のスケジュール
- 曲選び
- パート決め
初見って何だっけ?
初見、初見と言っていますが、あまり厳密なものではなく
本当の初見、その場で初めて知った曲を吹く、はほぼないです。
聴いたことがある、吹いたことがある、しっかりと練習したことがある、
のどれかの曲になると思います。
あるいは、初めての参加では全部初見だったけど、参加回数が増えると完全初見はほぼなくなってきた、という状態になると思います。
「初見大会」と言っていますが、そういう感じでちょっと知っている曲をやると考えましょう。
事前の段取り
事前の準備、段どりが重要です。
メンバー集めと日時
メンバーは4人~10人くらい集めましょう。
おそらく皆さんは社会人なので予定を合わせるのも一苦労かと思います。
まずは「えい!」と日を決めて、「この日に来れる人ー?」とやるのがいいかもです。
「遠くからXXさんが来るから」「XXさんの誕生日」
と何かにかこつけることができればベストかな、と思います。
なるべく同じようなレベルの人を集めるのがいいと思いますが、4人以上集めるとどうしても濃淡が出ます。それも、楽しみということにしましょう。
会場確保
まる一日借りることを考えて、予算との相談です。
誰かの自宅、公民館、スタジオなどが候補にあがります。
ピアノも入れるかどうかでお値段が変わりますね。
駅から遠いと交通手段の確保も必要です。
曲選び
こういうテーマでやる、楽譜もいっぱい持っている、という場合は
事前にそう呼びかけておいて、こういうのやるからね、と言っておけばよいと思います。
テーマなどなければ、ライングループなどを作ってどんな曲をやりたいか、こんな曲が欲しい、
など呼びかけましょう。
ポップス系を多めなのか、クラシック系が多めなのか。
とにかく楽譜がないと成り立ちませんので、吹くか吹かないか分からないようなものでも一応持ち寄ります。
動画、写真の許諾
動画や写真を撮るのは自由ですが、
もし公開する気なら事前にメンバーの許可をとっておきます。
いろいろな考え方がありますから、集まったメンバーの立場、考えを尊重するようにしましょう。
当日の段取り
1日のスケジュール
朝から夕方までやると考えると以下のようなスケジュールかな、と思います。
9時 | 集合 |
9時-10時 | 自己紹介、曲選び、パート決め |
10時-12時 | 個人練習 |
13時~ | 合奏 |
17時~ | 懇親会 |
個人練習をやるかやらないか、どのくらい時間をとるか、はお好みで。
初対面の方が多いと、懇親会を兼ねてランチ、とか考えておいてもよいと思います。
終わった後の懇親会はお好みで。
曲選び
曲選びは、曲を一面並べて、好きなのを選ぶ、
というのが一番いいかなと思います。
だいたいの曲数くらいは事前に決めておけばいいです。
「たらったらー」をやりたい、とか言って通じたりする楽しさがありますね。※クーラウのOp13
「1パート2人ずつ」「この曲だけはみんなでやる」など企画者が自由に決めてください。
「初見に近いものを選ぶ」「やったことがあるのを選ぶ」「しっかり練習したことのある曲を選ぶ」など、参加者ごとに考えありますので適当に。
パート決め
パート数と人数で決めます。
パートの希望を訊いて決めると日が暮れます。くじ引きとかで決めるのが手っ取り早いです。
トランプを持ってきて引いたカードのパート、という決め方はすんなり決まりました。
個人練習
この時間をとると初見ではなくなるんですが、、、
人と合わせるのは禁止、くらいにしておいて、ちょっとだけさらっておきます。
曲数が多いので一回通すと時間が来てしまいますが、あるとないのでは大違いです。
合奏
合奏はその場のノリで大丈夫です。
「落ちたときは手を上げる」くらいを決めておいて、どんどん楽しみましょう。
まとめ
フルート初見大会の段取りを説明しました。
よきフルートライフを!
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