ガリボルディのフルートエチュード

教則本を吹く

ガリボルディ

ガリボルディ(1833-1905)はイタリアで生まれたフルーティスト、作曲家です。ケーラーより16才早く生まれています。

ベーム式フルートが登場し普及していく時代を生きていたフルーティストです。

作品の多くはフルート曲で、中でも有名なのはエチュードです。

かわいい練習曲

Op. 131、Op.132が最も有名です。

Op.131はかわいい練習曲(Etudes mignonnes)と呼ばれています。初級者を脱するくらいのところで練習することが多い練習曲です。音楽的にも優れていて吹いていて楽しい曲ばかりです。

黄色のアルテス1巻の巻末にガリボルディのOp.131がついていますので、吹いたことがある人が多数です。

Op.132は、Op.131と同じようなコンセプトで書かれたものと思われます。ケーラーで言うOp.33の1巻と2巻の関係と似ていて、Op.131よりちょっと難しいです。

Op.131とセットで取り組むもよし、Op.131のあと少し時間が経ってから取り組むのもよい、楽しい練習曲となっています。

他のエチュードではOp.88が有名です。IMSLPにあまりあがってないので全貌不明ですが、これ以外にもエチュードをたくさん出しているようです。

まとめ

ガリボルディのエチュードを紹介しました。

>>> 【フルートの教則本を吹く】おすすめのエチュード

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