リムスキーコルサコフ「熊蜂の飛行」の歴史と背景を紹介します。
楽譜は「名曲31選」に収められています。
リンク
リムスキーコルサコフ
リムスキーコルサコフは1844年生まれでロシアの国民楽派の最重要人物の一人です。「ロシア5人組」の一人としても知られています。
海軍に在籍中の現役の軍人ですが、5人組の集まりで刺激を得て、管弦楽曲「サトコ」をはじめ、いくつか作曲します。海軍を退役してからも精力的に曲を書き続け交響組曲「シエヘラザード」が有名です。
優れた多くの弟子を持っていることでも有名です。グラズノフ、ストラビンスキ、プロコフィエフなど珠玉揃いです。
熊蜂の飛行
「熊蜂の飛行」はオペラ「皇帝サルタンの物語」の一曲です。
YouTube上でオペラの映像は見つけられませんでした。「組曲」で雰囲気を掴んでください。
サルタン皇帝の王妃が、二人の姉に妬まれて王子とともに海に流されるが島に漂着し、王子が成人して白鳥を助け、人間に姿を変えた白鳥と結ばれるという話だそうです。
第3幕に「熊蜂の飛行」があります。
何の楽器が原曲か分からないほど編曲されています。オーケストラで演奏するのが原曲です。
フルートの独奏を聴きましょう。
半音階のスケール練習をやっていないとさらうのもつらいと思います。
「熊蜂の飛行」を元にいろいろな作品があります。
下記は遠藤真理子さん編曲のオーケストラ版です。
ジャズピアノの「バンブルブギー」です。
メタルからはマノウォーの「Sting of the Bumblebee」
われらがマグナムトリオの「Magnum Bee」です。
楽譜は「名曲31選」からどうぞ。
楽譜を直接買う方はこちらからどうぞ。
リンク
まとめ
リムスキーコルサコフの「熊蜂の飛行」を紹介しました。
コメント