吹奏楽のフルートの配置について以前考察しました。
フルート以外についても説明します。
大体の原則
まず、用語の復習から始めます。
指揮者、観客から見るのと、演奏者から見るので左右が逆になります。
指揮者、観客から見て左を上手、右を下手と言います。
歌舞伎由来の用語らしいので日本特有の言葉です。
舞台上では指揮者を扇型で囲むように座る人たちと後ろの方にはひな壇が2段または3段用意されています。
原則として、上手より下手が高音、ひな壇より指揮者に近い方が高音となります。
つまり、指揮者から見て左手前が高音、右奥が低音になります。
人数によって若干違いますが、バランスがよいバンドで並びをどうするかを解説します。
位置がほぼ固定されている楽器
バンドによって位置が揺れる楽器がある一方で、ほぼ固定されている楽器があります。
ひな壇、1列目はホルン、ユーフォ、2列目はトランペット、トロンボーンというのが普通です。
また、サックスたちは上手にソプラノ、アルト、テナー、バリトンのように並ぶのが普通です。
若干ゆれるオーボエ、チューバの位置
オーボエは、サックスの仲間と考えると上手の一番前、フルートの仲間と考えるとフルートの横です。フルートがいろいろな場所にいるのでオーボエいろいろとなります。
フルートの位置については、以下で解説しました。
>>> 【吹奏楽のフルート位置に関する考察】様々な位置を分類
チューバは、バリトンのそばか、ひな壇の上手一番後ろです。
バリトンとほぼ同じ音を出すのでバリトンと近く、と考えるか、最も低い音はどこにいるべきかを考えてひな壇上手最後列、と考えるか。。バンドによります。
ということで、概ね、以下のような感じで固定です。
フルートとクラリネット
ここまで考えるとフルート、クラリネットの位置取りがいろいろあるのがとても不思議ですね。
フルートは下手においてください、お願いです。上手にやられると吹きにくいです。
>>> 【吹奏楽のフルート位置に関する考察】様々な位置を分類
まとめ
吹奏楽におけるフルート以外の位置についてまとめました。
実は、フルート以外の位置はほぼ決まっていました。
概ね以下のような感じに並べるのがよいようです。
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